奈良県・生駒の行政書士「すみれ行政書士法務事務所」のスタッフ小林です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。

最近スタッフブログの内容から、すみれ事務所の中で「体験好きなんですね」と言われる小林なのですが、11月3日文化の日に、また一つ体験をしてきました。

今回は、奈良市阿字万字町(あぜまめちょう、と読むことをこのたび初めて知りました)にある、「なら工藝館」で行われた「とんぼ玉と正倉院玉の制作体験」です。
とんぼ玉(とんぼだま、蜻蛉玉)とは、柄が入った小さなガラス玉(ビーズ)のことで、模様のついたガラス玉をトンボの複眼に見立てて、「とんぼ玉」と呼ばれたといわれています。(Wikipediaより引用)

正倉院玉とは、正倉院に所蔵される特徴的な形のとんぼ玉のことで、見本になっていた正倉院玉は、表面がつるりとした丸ではなく、4枚の羽をつまみだしたような形状でした。

私が制作した基本のとんぼ玉は、好きな色のガラス棒をバーナーで炙って溶かし、溶けたガラスを別の芯棒に巻き取り、丸く成型したところに、あとから模様のパーツつけ、溶け込んだところで冷やし固める、という手順です。
ガラス棒を炙って溶かしていく過程は、巻き取る前に、今にも下に垂れて落ちてしまいそうで焦ってしまいましたが、講師の方が上手にサポートして下さいます。

また飾りのパーツを付ける時は、ガラスが冷えてしまい、
全てが一度に上手くはつかなかったのですが、再度炙ってリトライ出来たので、安心しました。

最後は冷やすのに3時間ほどかかるので、受け取りはまだなのですが、仕上がりが楽しみです。

今回の制作体験は、11月1日(火)〜6日(日)に行われた、「第32回奈良工芸フェスティバル」の一環で行われたものです。

コロナ禍により、今年は3年ぶりに開催されたフェスティバルですが、例年他にも「奈良団扇」「一刀彫」「奈良晒」など、奈良の有名な工芸品の制作を体験できるそうです。(事前予約が必要です)

また、奈良伝統工芸品の展示、奈良工芸品が当たるお楽しみ抽選会や奈良工芸品の特別(割引)販売なども行われていたので、奈良を楽しみたい方におすすめの秋のイベントだと思います。

興味を持ってくださった方は、足を運んでみてくださいね。